2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

シンガポール通信ースノーボール・アース

先週帰国した際に、早川文庫の「スノーボール・アース」を本屋で見つけたので買い込んだ。この週末に読んでみたが大変面白く、1日で読み終えた。少し脱線するけれども、早川文庫はSFで有名である。最近はSFは時々読む程度であるが、かっては大変はまってし…

シンガポール通信ー文化とコンピュータの国際会議3

いずれの国際会議でも、レセプションやバンケット(宴会の意味)が重要なイベントになっている。文化とコンピュータの国際会議でも同様に、レセプションやバンケットには力が入っていた。文化とコンピュータの国際会議の最後の話題として、レセプションとバ…

シンガポール通信ー文化とコンピュータの国際会議2

文化とコンピュータの国際会議に併設して展示会が行われた。この国際会議は、基本的には技術系の研究者を対象とした国際会議である。そのような国際会議では、通常は展示も技術をアピールするデモなどが展示の中心になる。しかしながら、今回は文化との関係…

シンガポール通信ー文化とコンピュータの国際会議

第2回目の文化とコンピュータの国際会議が京都大学で開催されたので参加して来た。これは京都大学情報学研究科の石田先生が中心となって行われているもので、第1回目は2年前に同様に京都大学で行われた。文化とコンピュータに関する研究は、いわば文系と…

シンガポール通信ー安西佑一郎「心と脳」

先日帰国した際に、本屋で岩波新書の新刊として安西佑一郎先生の「心と脳」を見つけたので、早速購入しこの週末に読んでみた。副題に「認知科学入門」とあるように、認知科学のこれまでの歴史、最近の動向、そして未来への期待などをまとめた本である。一読…

シンガポール通信ー「荀子」を読む

9月から10月にかけて出張が重なり、週末の休みを取ることがあまり出来なかった。来週再び日本で行われる国際会議に出席のため帰国するが、この週末は久しぶりにシンガポールの自宅でゆっくり休養できた。帰国の度に買い求めて来た岩波文庫本がかなりたま…

シンガポール通信ーシンガポールのファッションと四季

現在日本に帰国中である。今年の日本はなかなか秋の訪れが遅いようで、未だに日中は汗ばむ陽気である。朝夕も上着を必要としない気候である。とはいいながら、徐々に秋が深まっているようではある。それは街を行き交う人のファッションを見るとわかる。まだ…

シンガポール通信ーエンタテインメントの国際会議:ICEC2011

エンタテインメントに関する国際会議ICEC(International Conference on Entertainment Computing)の開催に毎年参画しているが、今年のICECはカナダのバンクーバーで10月5日から8日まで開催された。参加者は100人〜150人の比較的小規模の国際会議で…

シンガポール通信ーオンライン麻雀

いつの頃からか確実なこと忘れたけれども、オンライン麻雀をたしなむようになった。もう10年近くになるのかもしれない。出張とか会食などで夕方の日程が詰まっていない限り、毎日の仕事が一段落し少しリラックスしたくなる午後7時か8時頃に週何回かはオ…

シンガポール通信ースティーブ・ジョブスの死

現在カナダ、バンクーバーに滞在中である。エンタテインメント技術に関する国際会議ICEC(International Conference on Entertainment Computing)に出席するためである。このブログでも何回か書いたけれども、この国際会議は10年ほど前にこの分野で研究活動を…

シンガポール通信ー京都大学サマーデザインスクール

先週京都大学で開催された「京都大学サマーデザインスクール」に、講師として参加してきた。これは、京都大学の情報学研究科・工学研究科・経営管理大学院などが、先行の枠を超えて学生達の問題解決に対する実践力を養うためのデザインスクールである。ここ…