2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

シンガポール通信ー楽天の社内公用語英語化を考える2

楽天が宣言した社内公用語英語化が、実際に実施しようとすると極めて困難な事であることを前回指摘した。もちろん、このような困難な試みにチャレンジする事事態は賞賛されるべき事であろう。しかしながら、 会社という経営の効率化が常に求められている組織…

シンガポール通信ー楽天の社内公用語英語化を考える

しばらく前であるが、楽天が社内の公用語を英語にするということを発表してかなり話題になった事があった。今日はその話題を考えてみよう。話題になった当時の一般の反応というのは「本当にそんな事ができるのか」「そのうち取りやめになるだろう」という否…

シンガポール通信ーシンガポールの旧正月

シンガポールの冬は雨期である。12月に入ると雨期が始まる。雨期といっても、2年ぐらい前までは少し雨が多いかなという程度のことであった。元々それ以外の季節でも毎日のように短時間のスコールがあるので、シンガポール人は雨そのものにはなれている。…

シンガポール通信ー和辻哲郎を読む

先週から和辻哲郎の「倫理学」を読み始めた。まだ読み始めたばかりであるが、和辻哲郎の他の著書との関係で私の感想を記していきたい。和辻哲郎と聞くと大半の方は彼の「古寺巡礼」や「風土」を思い浮かべるだろう。「古寺巡礼」は彼がまだ東大を卒業してす…

シンガポール通信ー相撲界の八百長問題を考える2

よく知られているように、ロジェ・カイヨワは彼の有名な著書「遊びと人間」の中で、エンタテインメントすなわち遊びを、「アゴーン(競争)」、「アレア(さいころ)」、「ミミクリ(物まね)」、「イリンクス(めまい)」の4種類に分類した。この事に関し…

シンガポール通信ー相撲界の八百長問題を考える

現在相撲界(角界)が八百長問題で揺れている。これは、携帯電話で勝ち負けを買ったり売ったりした証拠のメールが残っている事が明らかになった事に端を発している。とうとう大相撲春場所がキャンセルという事態にまでなってしまった。マスコミで表向き流さ…

シンガポール通信ー京都とスーパーマーケット

もう既に京都からシンガポールに戻って来ているが、京都滞在中に妻の入院のおかげで今回また新しい経験をすることとなったので、その話を少し。妻の入院に伴って、シーツやバスタオルを買って来てくれということになった。同時に私の方も下着のまとめ買いを…

シンガポール通信ー京大病院にて

妻が2月1日から京大病院に入院しているので、1週間帰国して毎日見舞いに京大病院を訪れている。妻は、昨年の秋に転んだ際に前十字靭帯と半月板を損傷した。プロ野球選手などスポーツ選手に多い怪我である。まあサポーターをした状態で普通に歩くことは出…