シンガポール通信−リー・クアンユーの国葬2



リー・クアンユーの棺を載せた葬列が国葬が行われるシンガポール国立大学(NUS)のカルチャーセンターに到着。NUSのカルチャーセンターは約2000人を収容でき、シンガポールの国家レベルの行事の多くが行われる。毎年恒例のシンガポール建国記念日(ナショナルデー)で首相が所信表明演説を行うのもここである。



儀杖兵はリー・クアンユーの棺に弔意を表すためにうつむいて棺を迎える。



リー・クアンユーの棺が国葬の行われる会場へ向かう。



カルチャーセンターの内部。既に満員の参加者が2時間以上前から国葬の始まるのを待っている。



国葬の参加者は世界各国の首脳級の人々であり、シンガポールの政治、経済、文化面での著名人である。と同時に抽選等によって選ばれた多くの一般市民も参加している。多くのイベントにおいて常に一般市民の多くを参加させるというのもシンガポールの政策である。軍からも上級軍人だけでなく一般の兵士も抽選によって選ばれ参加している。



参加者の中に安倍首相を見つけた。強行日程のためか少々お疲れの様子である。



右は米国を代表してビル・クリントン元大統領。その左はオーストラリアのトニー・アボット首相(と思われる)。



リー・クアンユーの棺が到着していよいよ国葬が始まる。