シンガポール通信−8月はあわただしく終ってしまった

久しぶりにブログを書こうとして読み返してみると、8月はほとんどブログを書かずに終ってしまった事に気がついた。このブログでも書いたが東京に会社を立ち上げ、南青山に小さなオフィスを開設したのに随分と時間を取られたためである。

ビジネスパートナーとなるシンガポールの会社の社長と日本に支社を立ち上げる事で合意したのが3月。4月〜6月は会社の設立準備のために日本とシンガポールを何度も往復した。会社は7月の上旬に設立されたが、並行してオフィス探しをしなければならないので、6月、7月はオフィス探しにも随分時間を取られた。

やっと適当なオフィス物件を南青山に見つけたのが7月下旬。そして今度はオフィスの開設作業で、8月は1週間おきにシンガポールと日本を往復した。なんとかオフィスの体裁が整ったのは8月下旬である。この間ブログを書くだけの時間がなかった。というよりは、心の余裕がなかったといった方が正確だろう。オフィスの整備がなんとか終ってホッとした所である。

しかしもちろん本番はこれからで、仕事を始めない事には会社を設立した意味がない。会社のビジネスは、大型のプロジェクターを用いた映像投影によるイベントの企画・実行である。最近流行のプロジェクションマッピングが当面の会社の中心ビジネスになる。

ビジネスパートナーが社長をしている本社は多数の大型プロジェクターを有しており、シンガポールでは多くのイベントを実行して来た実績がある。たとえばシンガポール独立記念日(Singapore National Day)のイベントの実施、世界唯一の夜間のF1であるシンガポールF1における照明イベントの実施などの実績を持っている。その意味でシンガポールでは大手であるが、まだ日本国内では何の実績もない後発会社である。

日本国内でどのようにビジネスを展開していくかは極めて重要な問題である。私もシンガポールから日本に本拠地を移して本腰を入れて仕事をすべきかもしれない。そうすると「シンガポール通信」も終了という事になる。さてどうしたものかと現在思案している所である。



会社のある南青山のビル。



すぐ隣に「岡本太郎記念館」がある。表参道にも近く、中々ファッショナブルな地域である。



とはいいながら私の会社は立ち上がったばかりの小さな会社であり、郵便箱の名前も手作り。
(友人の撮った写真を使わせてもらいました。)



エレベーター脇のプレートも私の会社の所はまだ空白である。
(友人の撮った写真を使わせてもらいました。)



オフィスの全景。社員3〜4人用のこじんまりしたオフィスである。



自分のデスクについてポーズをとってみたところ。