シンガポール通信ーマレーシア・クチンから韓国・ソウルへ

シンガポール・クチンでの国際会議参加は11月22日の実質1日だけで、11月23日には韓国・ソウルでの別の会議のため、シンガポール経由でソウルに向かった。クチンからソウルに行くには、シンガポールチャンギ空港を経由して行くことになる。自分の住んでいる国なのに、チャンギ空港をトランジットに利用するのは今回が初めてであったが、なんだか不思議な感覚であった。

前回も書いたが、今回の国際会議では私のNTT時代やATR時代の懐かしい知り合いに何人も会う事が出来た。ATRを離れたのは2002年であり、NTTを離れたのは1995年であるから、ATR時代の知り合いとは10年ぶりの再会、NTT時代の知り合いとは17年ぶりの再会である。

そのような出会いを予測していなかっただけに、私に取っては大変うれしい驚きであった。しかも、ATRやNTTを離れてからは仕事としての研究の範囲も変わって来たため、もう会う事はないだろうと考えていた人達である。懐かしいので、国際会議の初日の夕方にそろって日本料理屋で懇親会を行った。いろいろと昔話に話が咲いたが、同時に今度また会える機会があるだろうかという感慨のようなものもわいてきた。まさに「一期一会」である。



クチンの国際会議で出会ったNTT, ATR時代の知り合いと22日夜に懇親会を行った。ATR時代の知り合いもいずれもNTT出身なので、期せずしてNTT出身者の同窓会のようになった。



翌日ホテルから空港へ向かう途中の風景。クチン市街の郊外には一戸建ての家がならんでいる。マレーシアは結構豊かな国である。



と思うと、同時にまだ手つかずの自然も残っている。



クチンの空港の出発ゲート付近。



トランジットで立ち寄ったシンガポールチャンギ空港。普段よく利用している空港も違った角度から見ると新鮮に見えて来る。



普段はラウンジに直行するが、今回は少し趣向を変えて待ち時間を利用してラーメンを食した。