シンガポール通信ー杭州の観光

杭州師範大学での国際ワークショップの後、すぐに次の訪問地である広東省珠海市へ移動しなければならなかったのであるが、合間を見つけて杭州市内の観光を行った。

杭州は風光明媚な西湖がある事で有名で、大半の観光客は観光というと西湖を訪れる。ただそのため、西湖付近はいつも観光バスやタクシーなどで渋滞しており、ある程度時間がないと観光を楽しめない。今回は時間がなかった事もあり西湖の近くの湿地公園を訪れることにした。

杭州湿地公園は広さがほぼ西湖と同程度の巨大な湿地帯である。広大な緑地帯と川や沼が同居している。外部の観光客はあまりこないのか、観光バスもみあたらず、地元の人が憩いを求めて訪れているようである。



入り口の巨大な看板。



沼とそれを取り巻く緑地帯。



所々に季節の花が。



近くにはシェラトンホテルがある。かなりの高級ムードであり、観光客用というより国際会議などを開催し参加者を泊めることを目的としているようである。また、近くには高級別荘が並んでおり、富裕層が購入する事を狙っているようである。



これはその近くにある博物館。湿地帯の動植物が展示してある。最近開館したようで博物館への案内板も完備しておらず、交通も不便であるが結構な数の来館者がある。



中国の他の湿地帯の説明もある。



博物館らしくないアーティスティックな造形物。



あわただしく観光を終えると次の訪問地である広東省珠海市へ移動。