シンガポール通信ー土佐尚子アート展3

土佐尚子さんの個展がシンガポールのジャパン・クリエイティブ・センターで現在開催されている。シンガポールはまだまだアートに対する理解度は高いとは言えない国なので、来場者が十分あるかどうか心配したが、なんとか順調に進んでいる。

また、この個展に関連するイベントとして海外からキュレーターやアーティストと招待してワークショップを開催したがこれも多くの来場者に恵まれることが出来た。

前回も紹介したが、展示してあるアート作品の一部はインタラクティブアート作品なので、単に展示しているというわけにはいかず、来場者に対する説明などを行う説明員を配置しておく必要がある。幸いシンガポール国立大学(NUS)の建築学科の先生が興味を持ってくれ、ボランティアの学生を募ってくれたりしたので、説明員を集める件もなんとかクリアすることが出来た。


学生ボランティアに対する説明会の様子。



ZENetic Computerを鑑賞している来場者。



日本の好みの写真から扇子のデザインを作成できるデザインツールを鑑賞している来場者。



ワークショップの参加者には軽食も用意した。



ワークショップの開催者による記念写真。後列は学生ボランティア。前列は左2人目から私、土佐さん、ヨーロッパから招待したOliver Grau、NUS建築学科の学科主任Prof. Wong、JSTシンガポール事務所の山下所長。