シンガポール通信ーリャンコート(Lian Court)にて

重い話題を続けてしまったので、今日は軽い話題を。

週末は食料品に買い出しにシンガポール市内に出かけるのが習慣になってしまった。近所のスーパーでもある程度の日本食材はそろうが、やはり納豆や梅干しなどの食材は日本食材を専門に扱っているスーパーでないと手に入らない。


リャンコート・ショッピングセンターの入り口


というわけで、週末はリャンコートにあるショッピングモール内にある明治屋に買い出しに出かけることにしている。このショッピングモールは、元は日本のデパートが入っていたとのことで、明治屋以外にも日本のショップが多い。2階には、ラーメンショップや大阪ではおなじみのお好み焼きの「ぼてじゅう」が入っている。


お好み焼きや「ぼてじゅう」、関西の人にはおなじみ


また3階には紀伊国屋書店が入っている。残念ながら、高島屋紀伊国屋に比較すると品揃えが少なく岩波文庫などは手に入らない。私がよく買うのは、コミック誌の「モーニング」である。10シンガポールドル(約600円程度)と国内に比較すると高いが、日本とほぼ同時に最新号が手に入るのは助かる。


紀伊国屋、和書の品揃えは日本で言うと中書店程度か


ショッピングモール全体としては、オーチャード沿いのショッピングモールに比較すると客数は少ないようであるが、その分落ち着いて買い物が楽しめる。先週末に行った時には、サッカーコーナーが設けられており、子供達がゴールキックのまねごとをして楽しめるようになっていた。


店内に設けられたサッカーコーナー、子供達を中心に結構な人気


ワールドカップに自国が出場している訳でもないのにサッカー熱は盛んで、ワールドカップの放映がある時などはフードコートなどでは大スクリーンに試合の様子を映し出しており、シンガポリアンも結構観戦に熱中している。

リャンコートに行く場合に注意しなければならないのは、近くにシンガポール一の盛り場であるクラークキーがあるため、夕方以降だと帰りのタクシーを捕まえるのに一苦労する事である。狙い目は午後の早い時間で、その時間帯だと、タクシーの方が客待ちの列を作っている風景(シンガポールでは珍しい風景である)に出会う事もある。


タクシーが並んでいるのはシンガポールでは珍しい風景