シンガポール通信ーNUSキャンパス紹介

今日は日曜であるが、仕事もあるのでオフィスに出かけた。オフィスに向かいがてら、いくつか写真を撮ったので、今日はNUSのキャンパスの特に厚生施設関係を紹介したい。

まず、Kent Valeにある大学の家族寮(日本的な感覚ではマンション)を出てすぐ目につくのが工事現場である。NUSでは大学のゴフル場をつぶしてUniversity Townと呼ぶ新しいキャンバスを造成中である。完成すると教員なども増えると思われるので、その教員用の新しいマンションを建設するためとのことである。また、マンションの敷地内には住民用に小さなスーパーストアがある。野菜や日用雑貨など一通りそろっている。


教員用のマンションの建設現場、後方はUniversity Townの工事現場。右の写真はマンションの敷地内のスーパーストア。


その側を通り抜けてしばらく歩くと大学のミュージアムがある。イベントなどのためのホールも併設されており、大学の入学式、卒業式その他のイベントもここで行われる事が多い。また、ミュージアムの隣にはコンサートホールがある。中々立派な建物であるが、箱ものに力を入れるところは日本と良く似ている。


ミュージアムとコンサートホール、コンサートホールの後方はUniversity Town


その脇を通り過ぎて、しばらく歩くと外部からのゲストのためのVisitors Lodgeがある。内装はもちろんシンガポール市内の高級ホテルとは比べられないが、長期滞在も可能なようにキッチンなどの設備もついている。またキャンパス内には、学生用の寮が点在している。


ゲストを泊めるためのVisitors Lodge。右側は学生用の寮。


その先には図書館がある。いつも学生でにぎわっているが、シンガポールは中国系の学生が多い事から中国の書籍を収納した中国図書館も併設されている。中国図書館には日本語の図書も多い。


図書館の外観と併設された中国図書館


写真だけを見ているとこれらの建物を見ながら散歩しつつオフィスに向かうのも良いと思われそうであるが、4月の気温は既に午前中でも30度を超えており、しかも湿度が高いので外を歩いている人はほとんどいない。私も建物の中を通ってオフィスに向かうのが通常である。