シンガポール通信ー麗水EXPO報告:EXPOオープニング

5月11日の夕刻からは麗水EXPOのオープニングが行われた。オープニングには、麗水EXPOの関係者約2500人が招待された。土佐さんはEXPO Digital Galleryのコンテンツの制作者として招待され、私とソウルハンニャン大学のパク先生も共同制作者という事で一緒に招待してもらった。

麗水は韓国の西南にある海に面した街で、工業地帯を有しているとはいえソウルからも遠く、これまでは訪れる観光客もそれほど多くない街である。そのためホテルの数が絶対的に少なく、オープニングに招待された人々だけでほぼどのホテルも予約で一杯という状況である。EXPOが正式に開催され一般客が来るようになると、ホテルを取るのに一苦労する事が予想される。



EXPO会場のメインストリートでパク先生と土佐さん。背後は長さ230m、幅30mのLEDスクリーンを持ったEXPO Digital Galleryで、ここに土佐さんのビデオ作品が上映される。



韓国のテレビ局がEXPO会場の様子を生放送中。



オープニングが行われる会場の大きなディスプレイとメインフロア。背後の大きな円形の構築物はビッグオーと呼ばれており、散水装置やライト、さらには炎を吹き出す仕組みを有しており、各種のショーに用いられる。今回のEXPOの売り物の設備の1つである。



オープニング開始直前で観客席が埋まったところ。夕方になると冷え込み気温は15度程度。寒いため、多くの人が配布されたレインコートを着込んでいる。



最初の出し物は男女の合唱団によるEXPO讃歌。



続いて韓国の伝統的な舞踊。



背後のビッグオーがライティングと霧の吹き出しで効果を添える。



続いて、約100のEXPO参加国の国旗の入場。日本の国旗が中程に見える。



EXPO国際事務局の局長と麗水EXPOの事務局長による開会の挨拶。そういえばこの二人は前日ホテルで食事をした際に隣のテーブルで食事をしていた。なんだか警備が厳しいと思っていたがどうもそのせいらしい。