シンガポール通信ー土佐尚子アート展2


これは土佐さんのデザインした山水画をガラス板に彫刻した作品で、ガラス職人とのコラボ作品。スポットライトを当てると、山水画が影絵のように壁面に投射される。



これは新作の「歌舞伎者」。顔写真をとると、コンピュータがふさわしい歌舞伎の隈取りパターンを選んで顔写真に貼付ける。自分が歌舞伎役者になった感覚が味わえる。



これも新作の「かさねデザインツール」。平安時代十二単などに使われた種々の色の重ね合わせである「かさね」にヒントをとり、ユーザが撮った写真から色の組み合わせやその中に含まれる紋様を抽出し、扇子のデザインに仕立て上げる。



これは彼女がインタラクティブアートに進出する記念碑的な作品となったニューロベイビー。赤ん坊のCGキャラクターがユーザの話しかける声に含まれる感情に反応して、泣いたり笑ったりする。



これはi-Plotと呼ばれるシステムで異なる単語間を連想でつないで行く機能を持つ。連想関係の表現に単純な連想辞書ではなく「Though Form」という連想関係に基づいた辞書を用いている。



この部屋では彼女の代表的なビデを作品を鑑賞する事ができる。