シンガポール通信ー文化とコンピューティング国際会議

私の本では、技術がコミュニケーションを通して、アート、エンタテインメント、社会、さらには宗教にまで関係する事を説明しているが、最近技術畑でも他の分野との関係を探ろうという試みが盛んに行われるようになって来ている。
その一つとして昨年来、文化とコンピュータの関係を議論するワークショップがいくつか開催されて来ている。それらをまとめた最初の国際会議が来週京都大学で開催される。

第1回 文化とコンピューティング国際会議
2010年2月22-23日、京都大学百周年時計台記念館

その一環として「カルチュラル・コンピューティング イベント」を23日に開催する。
文化とコンピュータの関係を取り扱うに際して、まずは京都の文化を担って来た京都の代表的な職人や神主さん達と技術者の議論を通して、文化をコンピュータで扱う事の意味、その方向性などを明らかにしようと言うものである。私も招待されて参加する。ご興味のある型はぜひ参加して頂きたい。